 
 
 
 
 
 
 
  
 : 参考文献
 : プリミティブ方程式系と変形オイラー平均の復習
 : オイラー平均方程式系
     目次 
(![[*]](crossref.png) ) を EP フラックス, 残差循環を用いて書き直す.
EP フラックス, 残差循環は以下のように定義する.
) を EP フラックス, 残差循環を用いて書き直す.
EP フラックス, 残差循環は以下のように定義する.
    
まず連続の式を書き換える.
(![[*]](crossref.png) ) に
(
) に
(![[*]](crossref.png) ), (
), (![[*]](crossref.png) ) を代入すると
) を代入すると
この第三項と第四項だけを取り出すと
したがって, 連続の式は以下のようになる.
|  |  |  | (A.14) | 
 
次に  の式を書き換える.
(
 の式を書き換える.
(![[*]](crossref.png) ) に
(
) に
(![[*]](crossref.png) ), (
), (![[*]](crossref.png) ) を代入すると
) を代入すると
(![[*]](crossref.png) ) の右辺を以下のように変形する.
) の右辺を以下のように変形する.
(![[*]](crossref.png) ) の第一項と第二項だけ取り出すと
) の第一項と第二項だけ取り出すと
(![[*]](crossref.png) ) の第三項と第四項だけ取り出すと
) の第三項と第四項だけ取り出すと
以上より, (![[*]](crossref.png) ) は次のようになる.
) は次のようになる.
ここで, 子午面内の発散を以下のように表した.
|  | (A.17) | 
次に熱力学の式を書き換える.
(![[*]](crossref.png) ) に
(
) に
(![[*]](crossref.png) ), (
), (![[*]](crossref.png) ) を代入すると
) を代入すると
となる.
この右辺を更に変形すると
これより, 熱力学の式は以下のようになる.
最後に  の式について考える.
(
 の式について考える.
(![[*]](crossref.png) ) に
(
) に
(![[*]](crossref.png) ), (
), (![[*]](crossref.png) ) を代入すると
) を代入すると
Andrews et al. (1987) によれば, この式の右辺の量は
左辺に比べれば小さい. 右辺の項を全てまとめて  と書くと
 と書くと
 の式は次のようになる.
 の式は次のようになる.
以上をまとめると, 以下の変形オイラー平均方程式が得られる.
 
 
 
 
 
 
 
  
 : 参考文献
 : プリミティブ方程式系と変形オイラー平均の復習
 : オイラー平均方程式系
     目次 
Tsukahara Daisuke
平成17年2月19日