地球流体電脳倶楽部
1996 年 11 月 13 日
| 物理量 | 火星 | 地球 | 
| 質量(Kg) | 
 | 
 | 
| 半径(Km) | 3394 | 6369 | 
| 平均密度(g/cm | 
3.93 | 5.52 | 
| 重力加速度(m/s | 
3.72 | 9.81 | 
(Leovy,1979)
| 物理量 | 火星 | 地球 | 
| 軌道長半径(Km) | 
 | 
 | 
| 赤道傾斜角( | 
25.2 | 23.4 | 
| 離心率 | 0.093 | 0.017 | 
(Leovy,1979)
| 物理量 | 火星 | 地球 | 
| 1年の長さ(地球日) | 687 | 365 | 
| 1日の長さ | 24h37m | 24h | 
(理科年表)
1火星日のことを 1 sol という.
また, 火星が軌道のどの位置にいるのかをあらわす量として, 
火星中心黄経(areocentric longitude of the sun) 
 がある.
これは火星の軌道上の位置を 
 から 
 までの数値で
あらわしたものであり, 北半球(北極星の方向を向いた半球)の春分点が 
 になるように決めてある.
図1に 
 と軌道上の位置との関係を示す.
火星の軌道上の位置をあらわすには太陽中心黄経(heliocentric longitude) 
 
を使うこともある.
太陽中心黄経は火星中心黄経と次のような関係がある.
| 物理量 | 火星 | 地球 | 
| 平均太陽定数(W/m | 
591 | 1373 | 
| アルベド | 0.24 | 0.29 | 
(Leovy,1979)
| 物理量 | 火星 | 地球 | 
| 表面気圧(mb) | 6 | 1013 | 
| 表面温度(K) | 145-245 | 220-310 | 
(Leovy,1979)
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謝辞
本稿は 1989 年から 1993 年に東京大学地球惑星物理学科で行われていた, 流体理論セミナー, 及び 1996 年に行われていた 固体火星セミナーでのセミナーノートがもとになっている. 原作版は石渡正樹による「火星現象論」 (1989/05/19) であり, 林祥介によって地球流体電脳倶楽部版「火星現象論」 として書き直された (1996/06/23). その後小高正嗣によって加筆修正された (1996/11/13). 構成とデバッグに協力してくれたセミナー参加者のすべてにも 感謝しなければならない.
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