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fishの使い方

コマンドの作り方

 /.config/fish/functions/ 以下に "コマンド名.fish" というファイル内に以下のように記述

例)function コマンド名 -d “コマンドの簡易説明”

ls -l $argv

end

記号

ワイルドカード

?:/ 以外の任意の一文字

*:/ 以外のゼロ個以上の任意の文字

**:/ を含む全ての文字列

丸括弧 ( )

丸括弧内のコマンドの実行結果を渡す

例)echo (pwd)

コマンド pwd の結果を echo する

大括弧 { , }

大括弧内に列挙されたものごとに実行する

例)echo input.c,h,txt

’input.c input.h input.txt’ と表示される

パーセント%

そのプロセスIDを渡す. 部分一致も含む.

例)%a.out :a.outのプロセスID

変数

環境変数の設定

setenv foo bar

または

set -g foo bar

ユニバーサル変数

全ての稼働しているfishで共有される

set -U foo bar

ローカル変数

ブロック内で有効な変数

set -l foo bar

配列

fish変数は配列をとれる

例)set foo dog cat rat

foo に dog, cat, rat をセット

例)echo foo[2]

cat が表示される. インデックスが 1 から始まる.

引数配列

argv, argv[1] など

ショートカットキー

Ctr-k, Ctr-u

Ctr-k: キル

Ctr-u: 左側をキル

ビルトインコマンド

jobs

走っているジョブを表示

command

さらのビルトインコマンドを実行

例)command ls

complete

任意のコマンドに独自の補完リストを定義する

例)complete -c myprog -s o -l output -a "yes no"

コマンドmyprog はオプション -o と–output をとりえ, 引数 yes または no をとる.

 /.config/fish/completionsに書けば読み込まれる.

参考ファイル:/usr/share/fish/completions

and

前のジョブが正常に終了した場合に実行する

例)a.out ; and b.out

a.out が異常終了した場合 b.out は実行されない

or

前のジョブが異常終了した場合に実行する

例)a.out ; or b.out

a.out が異常終了した場合 b.out が実行される

bind

fish のキーバインドを設定・変更する

例)bind \t yank

yank を Ctr-t に変更する

count

count $VAL :配列変数の要素数を返す

count *.txt   :マッチする数を返す

math

算術演算を行う(+ - * / ∧)

例)math “1+1”

2

nextd

ディレクトリ履歴の次のディレクトリに移動

prevd

ディレクトリ履歴の前のディレクトリに移動

random

0<=N<32767の間の整数をランダムで表示する

read

パイプした結果を変数に代入する

例)echo hello | read val

vared

変数を編集する

例)vared PATH[1]

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