この文書は ftp/arch/cc-env/ifc ディレクトリのメンテナンスの手引きである.
Makefile htm, symbolic link 作成用 make html で htm が, make symlink でパッケージの symbolic link が生成される. Makefile.rd2html index.htm, index.htm.en 生成用 index.rd 目次ファイル作成用 rd ファイル index.htm 目次ファイル (index.rd から作成) index.htm.en 目次ファイル (index.rd から作成), 今の所存在しない. ifc.htm index.htm への symbolic link debian パッケージ本体の置き場 etch 各 debian コードネーム毎のパッケージ置き場 sarge 中身は debian/ 以下への symbolic link.
作成, 更新した debian パッケージ, ソース等は debian/ 以下に置く.
各 debian コードネームディレクトリ以下には, debian/ 以下においたパッケー ジへの symbolic link を作成する. ifc ディレクトリ内で
$ make symlink
とすることで, ./debian 以下にあるパッケージへの symbolic link が生成・ 更新される.
ifc パッケージを作成する計算機に, 事前 に Intel Fortran Compiler を入 れておくこと.
ifc パッケージの version 名は
ifc-(Intel Fortran Compiler の Package ID)-(ifc パッケージの version)
とする. 例えば, ifort -V の出力結果が
Intel(R) Fortran Compiler for applications running on IA-32, Version 10.0 Build 20070426 Package ID: l_fc_p_10.0.023 Copyright (C) 1985-2007 Intel Corporation. All rights reserved. FOR NON-COMMERCIAL USE ONLY
となった場合, 始めは
ifc-10.0.23-1
を作成することとする.
作成したいパッケージのソースを取得し, 作業ディレクトリにおいて展開する.
例) ifc_10.0.23-1.dsc, ifc_10.0.23-1.tar.gz を取得した場合.
$ dpkg-source -x ifc_10.0.23-1.dsc $ cd ifc-10.0.23
Makefile 内の SRCDIR がコンパイラ本体のディレクトリになっているか確認する. Intel Compiler は version によって置き場が異なるので注意すること. 特に minor version number に注意.
例えば, 10.0.23 の場合には, Makefile内の SRCDIR 行を以下の様に修正する.
# # Src directories # SRCDIR=/opt/intel/fc/10.0.023 :
次に
$ DEBFULLNAME="パッケージ作成者の名前" ; export DEBFULLNAME $ DEBEMAIL="パッケージ作成者のメールアドレス" ; export DEBEMAIL
を設定し,
$ dch -i
として, changelog を修正する. その後
$ debuild -rfakeroot -uc -us
によって, パッケージが作成される.
作成したパッケージ, ソース などを
/GFD_Dennou_Club/ftp/arch/cc-env/ifc/debian
以下に置き,
$ sg cc-env $ umask 002 $ cd /GFD_Dennou_Club/ftp/arch/cc-env/ifc $ make symlink
とする. これによって各 Debian コードネームのディレクトリに ./debian 以下に置かれたパッケージへの symbolic link が更新される.