惑星大気放射計算

惑星大気用放射モデル

概要

Takahashi et al. (2023) の放射モデル. (プログラムとしては version 2.)

  • 一般化二流近似 (generalized two-stream approximation) した 放射伝達方程式を Toon et al. (1989) の方法で解く.
    • 惑星放射 : 半球平均近似
    • 太陽放射 : エディントン近似
  • 吸収線形は Voigt 型を仮定.
  • 吸収線パラメータは HITRAN を用いる.
  • 連続吸収は各種データ・モデルにより計算 (詳細は論文を参照のこと)
    • H2O : MT_CKD (Mlawer et al., 2012) により計算.
    • MT_CKD に含まれない連続吸収は随時吸収係数を追加.
  • 入射放射スペクトルは太陽放射スペクトル等に基づいて計算.

プログラム構成

  • line-by-line モデル
  • k 分布モデル

ラインバイライン計算

  • 準備
  • 実験 1 : 地球大気お試し放射計算
  • 実験 2 : TRAPPIST-1 スペクトルを用いた放射計算
  • 実験 3 : 波数解像度変更実験
  • 実験 4 : 波数解像度の影響評価
  • 実験 5 : 非一様波数解像度の影響評価

k 分布テーブル作成

描画・解析の細かい事