1. Windows の起動方法
Linuxの起動は、起動時に起動ディスクをいれておくことで 行うことができるのでもう何もする必要はありません。
次は、ハードディスクから起動するときに Windows98が起動されるようにします。
[1.1] Windows 領域を「アクティブ」にする
まず、Windows領域(パーティション)が「アクティブ」になっているのかを確認します。 (これはつまり、Linuxで言うと、「/dev/hda1」に「Bootflag」がついているのか どうかということと同じです。)
今回もMS-DOSを使用します。起動時にWindows98SEの付属の フロッピーディスク(PC/AT 互換機用)を使用して、MS-DOSを 立ち上げてください。そこで以下のコマンドを入力して 「FDISK」を立ち上げます。
A:\>FDISK
今回は[2]を選択して、 アクティブな領域を設定します。
                            アクティブな領域を設定              
    現在のハードディスク: 1
    領域       状態     種類    ボリュームラベル    Mバイト    システム      使用
     C: 1              PRI DOS                 3075   FAT32       50%
        2         A    Non-DOS                 2000               33%
        3              Non-DOS                 1075               17%
    ディスクの総容量は  6150 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
    アクティブにしたい領域の番号を入力してください......................: [ ]
    FDISK オプションに戻るには Esc キーを押してください.
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「状態」の欄で、「1」に「A」が付いていれば変更する必要はありませんが、 他のものについていた場合には [1]を選択してWindows領域を アクティブにして下さい。
[1.2] マスターブートレコードを初期化する。
Linuxのインストールを行ったため、 マスターブートレコード(以下 MBR)も書き換えられています。 これを初期化し、Windowsから起動するようにします。 以下のコマンドを入力してください。
A:\>FDISK /MBR
以上の作業から
- 通常の起動ではWindowsを起動
 - Linux起動ディスクを入れているときはLinuxを起動