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DCL:GRPH1:SGPACK : ユーザーインターフェイス:メソッド(元サブルーチン)の説明 : コントロール
   
  
  
2.4.2 sgfrm
  
  
- 1.  
- 機能  
  
新しい作画領域を設定する.  
   
- 2.  
- 呼び出し方法  
    
call sgfrm  
   
- 3.  
- パラメーターの説明  
    
なし.  
   
- 4.  
- 備考  
    
- (a)  
- 内部変数'LFULL'が.TRUE.のとき,  
作画領域(SLPACKが設定するワークステーションビューポート)を  
      いっぱいに使うようにワークステーション変換が設定される.  
      このときR座標系におけるワークステーションウインドウは  
      ワークステーションビューポートの縦・横比に応じて,  
      短辺が変更される.  
      'LFULL'が.false.のとき,  
      ワークステーションウインドウは [0,1]×[0,1] 
  と設定され,  
      ワークステーションビューポートもこの縦・横比を保ちながら  
      作画領域に最大内接するように再設定される.  
      このとき'WORKSTATION VIEWPORT WAS MODIFIED.'という  
      メッセージが出力されるが, 実際の作画に影響はない.  
      しかし, SLPACKを  
      用いてマージン部分にタイトルを書こうとしているときは,  
      タイトルの文字高が意図したようにならないことがあるので, あらかじめ  
      slrat (4.3.6節参照)などを用いて縦横比を  
      1:1に設定しておくこと.  
      'LFULL'の初期値は.false.  
      (2.4.4節参照)である.  
    
- (b)  
- このルーチンによって正規化変換が初期化され,  
      恒等変換を設定する.  
      したがって正規化変換は  
      sgfmrを呼んだあと毎回再設定すること.