折れ線を描くポリラインプリミティブには, 次の2つの属性があります.
 
プログラム KIHON2 では, これらの属性がどのように指定できるかを示 
します. 正弦曲線を Plot.vdraw メソッドで描いていますが, 一番上の線が 
ラインインデクスが初期値(1)の場合です. 次からの3本は, テンポラリなパラ
メタ設定を用いて  
この値を4, 6, 8と変えて描いた結果です. 線を描いた後ラインインデクスは
初期値(1)に戻ります。ラインインデクスが大きくなるにつれて, 線が太くなります. 
 
 
 
 
Frame.new メソッドを呼んで次のフレームを設定し, 今度はライ 
ンタイプを変えて描いています. ラインタイプとは, 実線, 破線などの線種で 
すが, 1から4までの番号にはあらかじめ次のタイプが決められています. 1:  
実線, 2: 破線, 3: 点線, 4: 1点鎖線. 初期値は1で, 単に 
Plot.vdraw メソッドを呼ぶと実線で折れ線を描きます. そういえば, frame1 の結果も実線でし 
た. Plot.lineindex= メソッドでこの値を2, 3, 4と変えて描いた結果 
が frame2 です. 
 
 
 
ラインタイプには, まだまだいろんな種類があり, ユーザーがそれぞれの好み の線種を指定することが可能です. それは第3.2節で詳しく説 明することにしましょう.
#
# kihon2.rb
require "narray"
require "numru/advanceddcl"
include NumRu::AdvancedDCL
include NMath
nmax = 40
imax = 4
dt = 4.0*PI/nmax
x = NArray.sfloat(nmax+1)
y = NArray.sfloat(nmax+1, imax)
#-- data ----
x = x.indgen * 1.0/nmax
for n in 0..nmax
  for i in 0..imax-1
    y[n,i] = 0.2*sin(n*dt) + 0.8 - 0.2*i
  end
end
#-- graph ----
Dev.open
#-- line index : frame 1 --
Frame.new
Frame.pvpr(1) 
for i in 0..imax-1
  Plot.vdraw(x, y[true,i], "lineindex"=>2*(i+1))
end
#-- line type : frame 2 --
Frame.new
Frame.pvpr(1)
for i in 0..imax-1
   Plot.linetype=i+1
   Plot.vdraw(x, y[true,i])
end
Dev.close
  PROGRAM KIHON2
 
