- 水槽
- 厚さ10mmのアクリル製で内側の高さ6cm, 奥行き6cm, 幅195cm .
片方の端の底面に水を入れるためのパイプが,
反対側の端の上部には空気抜きのパイプが取り付けられおり,
それぞれにゴム管が接続されている.
この水槽を大型カメラ用の三脚に取り付け,
自由に傾けられるようにする.
- 作業流体
- 塩水と真水.
水槽の底面からに真水, 塩水の順に注入し,
中の空気をすべて追い出したところでゴム管をピンチコックで止める.
- 可視化法
- 塩水にインクを混ぜておく.
- 秘伝
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- 水槽を傾けた状態で作業流体を注入し,
後で容器を水平にするとシャープな成層を作ることができる.
ただし, 容器を水平にするとき, ゆっくり慎重に行わないと
実験前に K-H 不安定が起こってしまう.
- 撮影のため容器を前面から照明すると,
容器のキズや汚れが非常に目立つ.
容器の後ろに白い紙をおいて,
それを照明するときれいにとれる.