流れができても水は透明なので, そのままでは何も見えない. そこで,表面からインクを射出して水の中に赤い線をひく. この線が流されていく様子から,流れのパターンが読み取れるわけだ.

この写真は流れを横からみたところである. 水面近くの水は,風下に流されているが, もう少し深いところでは,確かに

風上に流れている

ことがわかる.

さらに,もっと深いところでは, ほとんど流れがないこともわかる. つまり,風の影響は一定の深さまでしか伝わらない. この風で流される部分を エクマン層と呼ぶ.