deepconv テストプログラム: 重力流の計算

ここでは deepconv を用いた 2 次元の重力流を計算するテストプログラムの実行方法を 説明します. この計算の設定は Straka et al. (1993) で示されている設定に 沿っています

実験設定の概要

計算設定の概要は以下の通りです. 具体的な数値等の詳細は設定ファイルを参照してください.

実験方法

実験は "exp_setup_files/04_density-current" ディレクトリに移動して行います. このディレクトリに設定ファイル "density-current.conf" と実行スクリプト "testrun.rb" が格納されています.

$ cd exp_setup_files/04_density-current
$ ls
density-current.conf  testrun.rb

実験を行うにはスクリプト "testrun.rb" を実行してください. このスクリプト により, 個別の実験を行うための設定ファイル, 初期値ファイルの作成から 実験の実行, 図の作成までが行われます.

$ ./testrun.rb

計算が終了すると, 以下のような個別計算用の設定ファイル, 初期値ファイル / ヒストリーファイル /リスタートファイル, イメージファイルが作成されます.

Imagemagick などでイメージファイルを表示させると, 以下のような結果が確 認できます. それぞれの図は計算領域の右半分の, 計算開始後 300 sec 毎の 結果を示しています.

04_density-current/density-current_512x1x64_Center4_Center2_PTemp_000.png 04_density-current/density-current_512x1x64_Center4_Center2_PTemp_300.png 04_density-current/density-current_512x1x64_Center4_Center2_PTemp_600.png 04_density-current/density-current_512x1x64_Center4_Center2_PTemp_900.png

参考文献