2011/10/18 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き

参加者

  • 北大
    • 石渡 正樹, 杉山 耕一郎, 山下達也, 荻原 弘尭, 川畑 拓也
  • 神戸大
    • 高橋 芳幸, 納多 哲史, 井谷 優花, 黒田 美紀, 河合佑太, 高橋 由実子
  • 九大
    • 中島 健介

次回日程

  • 日時
    • 2010/11/01(火)? 14:00 - 16:00
  • 場所
    • 神戸大 : 自然科学 3 号館 508
    • 神戸大 : ポートアイランド 3 階サロン   
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
    • 九大 : 理学部 3 号館 3605

DPS の話 (山下)

自身の発表について

  • ポスター発表を行った
  • コメント
    • 全体的に, モデルが簡単すぎるという指摘であった
      • 放射の与え方としては, 日変化等を考えた方がよい (GCM の研究をされている方)
      • 雲粒落下を考慮していないがよいのか
      • 後に入れる予定であると答えた
    • 将来的には三次元計算をしたいよね (Read 先生)
  • 全体が曇ってしまうことに関してはコメントはなかった

現状とこれから

  • 雲粒落下を考慮していない現状をどう評価しているのか (高橋(芳))
    • 平衡状態に達しているのであればよいだろう (石渡)
    • このままだと論文は書けないだろう (中島)
      • 現実と照らし合わせると厳しいのではないか
  • 鉛直領域を 50 km にすると計算が破たんする
    • 40 km であれば計算できる
      • 今計算できる領域での計算を継続する方が良い

他の方の発表について

  • 特に報告することはなし

DPS の話 (納多)

自身の発表について

  • ポスター発表を行った
  • コメント
    • Cho 先生 (ホットジュピターの数値計算をしている方)
      • 南北非対称な状態が出ることについて興味を示されていた
        • ホットジュピターの業界ではこのような結果は報告されていないらしい
      • パラメータはどのように与えているのか聞かれた
        • 自身の論文では超粘性を変えると結果が大きく変わったらしい (Thrastarson and Cho, 2011)
    • Read 先生
      • 南北が入れ替わるタイミングは周期的かカオス的か
        • おそらくカオス的だろう, と答えた
    • Kappel さん (発表内容から察するに金星のデータ解析をしている方)
      • dcpam の URL を控えていた
      • dcpam のプログラミング言語も聞かれた

他の方の発表について

  • ホットジュピターの計算ではプリミティブ方程式を使ってはいけないかも, という話が興味深かった
    • 次回のミーティングで報告する

deepconv / arare5 について (杉山)

  • バグ取り
    • 飽和混合比を使うはずが飽和比湿を使っている箇所があり, そこを修正した
    • サーマルの上昇で, 左右対称が崩れる問題は解消した
    • arare4 にもあったバグは, 音波減衰項の入れ方を間違っていたこと
  • deepconv の性能評価
    • 時計計測に使っている dc_clock が内部で MPI を読んでおり, そこでコストがかかっている
      • 全体の 10 % ぐらい
      • gtool からコメントアウトすればよいのでは? (高橋(芳))
  • 三次元に変えたときに計算が落ちやすい問題
    • 現在着手し始めたところ
    • 同じ格子点数では, 二次元計算も三次元計算もかかる時間は同じ? (高橋(芳))
    • 確かめていない