三形閉領域のぬりつぶし図形出力(tone primitive)に関するサブルーチン群.
3次元のトーンプリミティブは2次元のプリミティブと異なり, 三角形の塗りつぶしのみ可能である. これは,基本的にトーンプリミティブはある2次元平面内の領域を塗りつぶす ものであり,3次元空間内でこれを行なうには,2次元平面を特定しなければ ならないからである.
また,面の表側が見えている場合と,裏側が見えている場合があるので, トーンパターンは2種類指定する. ここで,表側とは頂点を反時計回りに見る側である.
そのほかの点に関しては2次元ルーチンと同様である.
U/V座標系で三角形閉領域をぬりつぶす. トーンパターン番号も同時に指定する.
CALL SCTNZU(UPX,UPY,UPZ,ITPAT1,ITPAT2)
CALL SCTNZV(VPX,VPY,VPZ,ITPAT1,ITPAT2)
UPX, UPY, UPZ (R) 長さ3の配列. 三角形を定義する頂点のU座標系における (X, Y, Z)座標の値を与える. VPX, VPY, VPZ (R) 長さ3の配列. 三角形を定義する頂点のU座標系における (X, Y, Z)座標の値を与える. ITPAT1, (I) 表と裏のトーンパターン番号.SCSTNP参照. ITPAT2
U/V座標系で三角形閉領域をぬりつぶす.
CALL SCTNU(UPX,UPY,UPZ)
CALL SCTNV(VPX,VPY,VPZ)
UPX, UPY, (R) 長さ3の配列. UPZ 多角形を定義する頂点のU座標系における(X, Y, Z) 座標の値を与える. VPX, VPY, (R) 長さ3の配列. VPZ 多角形を定義する頂点のV座標系における(X, Y, Z) 座標の値を与える.
SCTNU, SCTNV で用いるトーンパターン番号を設定する.
CALL SCSTNP(ITPAT1,ITPAT2)
ITPAT1, (I) 表と裏のトーンパターン番号(初期値は1). ITPAT2 [here] -[here] 節参照.
CALL SCQTNP(ITPAT1, ITPAT2)によって参照できる.
NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov> Last Modified: Thu Aug 31 13:05:20 EDT 1995