DCPAM 熱帯低気圧実験 4 (感度実験)
前置き
設定を変更して感度実験を行う.
SST 依存性実験
実験の方法
実験設定ファイルを変更して実験を行う.
変更するのは,
- dcpam_RJ2011_*.conf : DCPAM 実験用設定ファイル
の以下の部分である.
&surface_data_nml ... SurfTemp = 302.15d0, ... /
例えば 300 K なら.
&surface_data_nml ... SurfTemp = 300.0d0, ... /
とする.
もしかすると,
SurfTemp = 302.15d0,
が 2 行書いてあるかもしれない. それは単に間違いなので, 1 行にして値を変えればよい.
注意
正しく与えた温度になっているかどうかは, SurfTemp.nc の ファイルにある値を見ればわかる. 計算途中でも途中までの海表面温度 (惑星表面温度) の値が保存されて いるので, 計算を始めたすぐ後でもファイルができていれば値を確認できる.
温度を高くすると途中で計算が途中で止まるかもしれない. 大気の状態が大きく変わるとそのままでは上手く計算できないかもしれない. 標準出力 (error.log) のファイルの最後を確認して, 最後まで無事に計算できたかどうか確認すること. 途中で止まった時には相談.