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メタンハイドレート研究開発計画と現状

米澤 哲夫
石油公団 石油開発技術センター

[講演ビデオ]
計画の 3 つの柱
  • 長期計画: 計画期間は 16 年
  • 国際協力
  • 産業界への還元を目指す



メタンハイドレート資源量の評価 (単位は兆立方メートル)
  • 資源量の全てが使用可能なわけではないことに注意
  • 効率よく回収できる技術が必要
現在考えられている回収方法
  • 抗井から水蒸気, 熱水を供給し, メタンハイドレートを熱分解してメタンを回収
  • 抗井を解放 (減圧) してメタンハイドレートを回収
  • 抗井からメタンハイドレート層にガスを注入し, メタンハイドレートを回収

米国の位置付け: 調査課題
  • ハイドレートの特徴
  • 海底でのハイドレートの安定性, 堀抜いたときの反応
  • 気候変動への影響
  • 資源としての可能性


国際共同研究: Mallik プロジェクト


南海トラフ調査

南海トラフ調査 抗井位置

温度圧力保持コアサンプラー
  • コア採取時の温度圧力を保持したままコアを地上まで持って来れる



16ヵ年計画の目標
  • 1. 〜 3. がフェーズ1, 期間 6 年


16ヵ年計画の研究シナリオ
  • フェーズ1: 陸上産出試験を 2 回
    • 1 回は既に実施, 次回は可能な限りの量の回収を目指す
  • フェーズ2: 海洋産出試験を実施

参考文献

2003-04-22 ODAKA Masatsugu