同じ様な図形を沢山並べたい時, Dev.open のあとで
Frame.divメソッド
を呼ぶと, 第1レベルめ(用紙全体)のフレームが分割され, 次のレベルのフレー
ムが定義されます. 分割されたフレームをあたかも1枚の紙のように扱って,
Frame.new の実行により, 次のフレームに自動的に移っていきます.
次のプログラム LAY1 では, ループの中で, 普通に改 ページをしながら描画するのと同じように, Frame.new と Plot.draw を 呼んで折れ線グラフを描いています. Frame.new メソッドでは 3×2=6分割していますから, 7番めの図は自動的に次のページに移って います. また, 第5.2節の出力結果と比較して, 文字の大きさが 分割されたフレームの大きさに応じて小さくなっていることにも注意して下さ い.
CFORM (文字型) フレームを順に割り付けていく方向. 'T':縦方向, 'Y':横方向. IX, IY (整数型) x 方向, y 方向の分割数.
# # lay1.rb require "narray" require "numru/advanceddcl" include NumRu::AdvancedDCL include NMath nmax = 401 jmax = 51 y = NArray.sfloat(nmax) #-- data ---- y0 = 0.5 for n in 0..nmax-1 y[n] = 5.0*y0 + 10.0 y0 = 3.7*y0*(1.0-y0) end rundef = Common.rundef #-- graph ---- Dev.open Frame.div('Y', 3, 2) for i in 1..8 Frame.new j = (i-1)*(jmax-1) xmin = j + 1600.0 xmax = xmin + jmax - 1 Fig.window = [xmin, xmax, rundef, rundef] Axis.title('TIME', 'YEAR', 'TEMPERATURE', 'DEG') Plot.draw(rundef, y[j..j+jmax-1]) Axis.draw end Dev.closePROGRAM LAY1