[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[dennou-ruby:003829] Re: GGraph.line の legend



堀之内様、

村上真也です。

>> > # 随分前に別のメーリングリストに送った(つもりの)内容ですが,
>> > # もう一度送ってみます.
> 
> すみません,記憶にないので,読み飛ばしてたようです。
> ごめんなさい。

ちなみに私も受け取っていません。
推測ですが、高橋さんがdennou-rubyを購読する前に
送ったので、メールが撃墜されたのではないでしょうか。

> で,テストプログラムを実行してみました。git 最新だけでなく,
> gphys-1.4.1 でもやってみましたが,問題なく表示されます
> (添付)。みなさん使ってるバージョンは何でしょう?
> (こちらで使った ruby のバージョンは 1.9.3 です。)

Debian wheezyのgphys 1.2.2です。
rubyは1.9.3です。

gphys 1.4.1のdclext.rbのlegendの処理は、
(あまりよくわかっていないのですが)バグが潰れているように見えます。
1.2.2は
      vpx1,vpx2,vpy1,vpy2 = DCL.sgqvpt
      if first
        if !vy
          vy = vpy2 - 0.04
        elsif vy < 0
          vy = ( vpy2 - 0.04 ) + vy
        end
        @vy = vy
      else
        vy = @vy - 1.5*size
      end
となっていて、else節の中が@vyに代入するのでなくてvyに代入されています。
これが問題のような気がします。
1.4.1では
      vpx1,vpx2,vpy1,vpy2 = DCL.sgqvpt
      if first || (!@vy)
        vy ||= vpy2 - 0.04
        vy += vpy2 - 0.04 if vy < 0
      else
        vy ||= @vy - 1.5 * size
      end
      @vy = vy
となっていて、if節の中でvyに代入、外で@vy=vyとする、と一貫しています。

堀之内さんの結果に従えば、Debianパッケージがアップデートされれば
解決しそうですね。

From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Date: Wed, 21 Jan 2015 16:42:08 +0900

> 高橋さま
> 
>> > # 随分前に別のメーリングリストに送った(つもりの)内容ですが,
>> > # もう一度送ってみます.
> 
> すみません,記憶にないので,読み飛ばしてたようです。
> ごめんなさい。
> 
> で,テストプログラムを実行してみました。git 最新だけでなく,
> gphys-1.4.1 でもやってみましたが,問題なく表示されます
> (添付)。みなさん使ってるバージョンは何でしょう?
> (こちらで使った ruby のバージョンは 1.9.3 です。)
> 
> dcl_takahashi_orig.png:  高橋さんのテストプログラムの実行結果
> dcl_vy_auto.png: line の2回目以降の legend_vy 指定を
> なくした場合。
> 
> 村上さん,解説ありがとうございました。
> 自分でもよく覚えてなかったので有り難かったです。
> 
> しかし,
> 
>> !firstが真の場合にはvyは使われない:
> 
> となってないですね...。
> 
> 堀之内
> 
>> 高橋さま、みなさま、
>> 
>> 村上真也です。
>> 
>> 解決したわけではないのですが、参考までに、、、
>> 
>> numru/dclext.rbの2381行目あたりに以下のような記述があります。
>> 
>>     # Annotates line/mark type and index (and size if mark).
>>     # By default it is shown in the right margin of the viewport.
>>     #
>>     # * str is a String to show
>>     # * line: true->line ; false->mark
>>     # * vx: vx of the left-hand point of legend line (or mark position).
>>     #     * nil : internally determined
>>     #     * Float && > 0 : set explicitly
>>     #     * Float && < 0 : move it relatively to the left from the default
>>     # * dx: length of the legend line (not used if mark).
>>     #     * nil : internally determined
>>     #     * Float && > 0 : set explicitly
>>     # * vy: vy of the legend (not used if !first -- see below).
>>     #     * nil : internally determined
>>     #     * Float && > 0 : set explicitly
>>     #     * Float && < 0 : move it relatively lower from the default
>>     # * first : if false, vy is moved lower relatively from the previous vy.
>>     # * mark_size : size of the mark. if nil, size is used.
>>     def legend(str, type, index, line=false, size=nil,
>>                vx=nil, dx=nil, vy=nil, first=true, mark_size=nil)
>> 
>> legendの引数のfirstにはnewframe(true/false)が入って、
>> newframeにはggraph.lineの第二引数が入ります。
>> !firstが真の場合にはvyは使われない:
>>     # * vy: vy of the legend (not used if !first -- see below).
>> とあるのですが、なぜvyが無効になるかと言うと、
>>     # * first : if false, vy is moved lower relatively from the previous vy.
>> となっていて、自動的に決まることになっているからです。
>> ですが、実際には重なってしまっています。なんでかはわかりませんでした。
>> 
>> 
>> 一応work aroundを以下につけます。
>> 
>> GGraph.line( gphys1, true , 'exchange'=>true, 'index'=>11,
>> 'legend'=>'eq.', 'legend_vy'=>0.5-0.05*0 )
>> GGraph.line( gphys2, false, 'exchange'=>true, 'index'=>21,
>> 'legend'=>nil)
>> GGraph.line( gphys3, false, 'exchange'=>true, 'index'=>31,
>> 'legend'=>nil )
>> GGraph.line( gphys4, false, 'exchange'=>true, 'index'=>41,
>> 'legend'=>nil )
>> DCLExt::legend('30N',1,21,true,nil,nil,nil,0.5-0.05*1,true)
>> DCLExt::legend('60N',1,31,true,nil,nil,nil,0.5-0.05*2,true)
>> DCLExt::legend('90N',1,41,true,nil,nil,nil,0.5-0.05*3,true)
>> 
>> From: "Yoshiyuki O. Takahashi" <yot@xxxxxxxxxxxxxx>
>> Date: Wed, 21 Jan 2015 14:50:13 +0900
>> 
>> > 高橋芳幸です.
>> > 
>> > # 随分前に別のメーリングリストに送った(つもりの)内容ですが,
>> > # もう一度送ってみます.
>> > 
>> > 下の件, どなたかもしわかりましたら教えて頂けると助かります.
>> > 
>> > 添付した図にあるように, 複数の線を描いた場合に凡例が
>> > 上手く書けません.
>> > 
>> > 添付した図には, 赤道, 30N, 60N, 90N の東西平均温度分布
>> > を描いていて, GGraph.line の 'legend' でラベルを指定
>> > していますが, 二つ目以降の凡例が重なってしまいます.
>> > 図を描くスクリプトを下につけておきます. また, 下の
>> > スクリプトでは, 'legend_vy' で凡例の位置を指定していま
>> > すが, この指定を消しても同じように二つ目以降が重なります.
>> > 使い方を何か勘違いしているでしょうか?
>> > 
>> > なお, 使っているデータは,
>> > http://ruby.gfd-dennou.org/products/gphys/tutorial2/ncep2.Jan.clim.1981-2010.nc
>> > です.
>> > 
>> > ----------------------------------------------------------------
>> > require "numru/ggraph"
>> > include NumRu
>> > 
>> > gphys = GPhys::NetCDF_IO.open('ncep2.Jan.clim.1981-2010.nc', 'air')
>> > 
>> > gphys1 = gphys.cut('lat'=> 0).mean('lon')
>> > gphys2 = gphys.cut('lat'=>30).mean('lon')
>> > gphys3 = gphys.cut('lat'=>60).mean('lon')
>> > gphys4 = gphys.cut('lat'=>90).mean('lon')
>> > 
>> > DCL.gropn(2)
>> > DCL.sgpset('lcntl', false)
>> > DCL.sgpset('lfull',true)
>> > DCL.uzfact(0.75)
>> > DCL.sgpset('lfprop',true)
>> > GGraph.set_fig('viewport'=>[0.15,0.7,0.2,0.6])
>> > 
>> > GGraph.line( gphys1, true , 'exchange'=>true, 'index'=>11,
>> > 'legend'=>'eq.', 'legend_vy'=>0.5-0.05*0 )
>> > GGraph.line( gphys2, false, 'exchange'=>true, 'index'=>21,
>> > 'legend'=>'30N', 'legend_vy'=>0.5-0.05*1 )
>> > GGraph.line( gphys3, false, 'exchange'=>true, 'index'=>31,
>> > 'legend'=>'60N', 'legend_vy'=>0.5-0.05*2 )
>> > GGraph.line( gphys4, false, 'exchange'=>true, 'index'=>41,
>> > 'legend'=>'90N', 'legend_vy'=>0.5-0.05*3 )
>> > 
>> > DCL.grcls
>> > 
>> ----
>> Shin-ya Murakami
>> email: murashin@xxxxxxxxxxxxxx
>> WWW: http://www.gfd-dennou.org/member/murashin/
> 
> 堀之内 武
> 北海道大学 地球環境科学研究院 地球圏科学部門
> 〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目
----
Shin-ya Murakami
email: murashin@xxxxxxxxxxxxxx
WWW: http://www.gfd-dennou.org/member/murashin/