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[dennou-ruby:003197] Re: Using RGB image?
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:003197] Re: Using RGB image?
- From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sat, 02 Oct 2010 18:04:45 +0900
- Cc: dcdevelop@xxxxxxxxxxxxxx
堀之内です.
透明度設定による透視までは考えてませんでした.確かに
それができるとすごいですね.
> 問題は以前のものと設計思想が違うことです。
ということなので,当面ペンディングでいいと思いますが...
私としてはとりあえずカラーマップが途中で切り替えられる
ようになるだけで大きな進歩と思ってますが,もうそれは
できてるんですか? -- 今までは sgscmn は gropn 後は
無効だったのですが,gropn 後にも呼んでも効くように
なったかということですが.
> 乙部です。
>
> この部分については、今のままでは実は結構難しいです。
> というのは、透明処理が入るからです。
> 今のままですと、雲量一定値以下を欠損値として処理するとかになります。
> ところが、その場合はグレーのところは全く透けないです。
>
> だから、薄雲のトコは抜けて欲しいなら
> 透明度を足す必要があるのですが、
> HSVA というようなカラーモデルになります。
>
> その上で、単純に足し算する。 チャンネルごとに用意して合成する。
> 上書きしてつぶしてしまうのような演算が必要そうです。
> この部分は簡単です。
>
> こうなると、最終的には 3チャンネル の フルカラーに落とすとしても、
> 4チャンネル色空間での作業をすることを考えて、FFTライブラリのように
> 色空間に変換して、そこでいくつか演算して、3チャンネルに落とした後、
> 描画するような感じでしょうか。
>
> U,V,W あるとすると
> UN = Normalize(U)
> のようにして、
> Paint2d(UN,VN,WN) のようにRGBと見なすパターン。(このメールの直前に
> 送った分です。)
>
> U:地上気温 V:雲量のイメージだと、
> UC=ApplyCololrmap(U) のようにして、
> カラーマップを適応した配列を用意した後、、
> VA=AlphaChannel(V,irgb(256,256,256)) かなんかで、グレースケールに変換すると同時に
> 黒さに応じて(もしくは真っ黒だけや閾値以下も設定できるといいかも)透明で抜けるよ
> う設定して、
> DM=DrawOverwirte(UC,VA)のようなオーバーライトもできる(下の堀之内さんの例)
>
> VA=ValueChannel(1.0-V) みたいに、色の明るさ(この例だと暗さのつもり)
> DM=Merge2Channel(UC,VA)のようにすると、雲が多いところは暗く、雲の少ないところは明るく
> のように、色空間で量が計算された後、
> DrawPackedMap(DM)
> とかやればU座標で描画されるというようなことを考えています。
>
> 最後のはUIPACK にあるものをちょっといじればできますし、
> 上の方はデバイスに依存しませんし、単純な線形計算の組み合わせに過ぎませので
> 作れるだろうと思います。
>
> 問題は以前のものと設計思想が違うことです。
> ただ、設計をいじらないとカラーマップを替えて上書きはどうせ無理だと思います。
> カラーを制限しているのはカラーが出ない機械のことを考えているからで、
> それを気にすればカラーマップを取り替えるとすでに描画したものの
> 色が変わってしまいます。
> 今時、それを考える必要があるような気はしないので、フルカラーを前提に作り、
> 制限カラーの場合はV座標で、近似色にマップするような作りでも
> いいのではないかと思ったりもします。Warningを出せばいいし、PSも
> フルカラーで出せますので、そんなに問題はないように個人的には思います。
>
> みなさま、ご意見いただけたら幸いです。
> #とりあえず、堀之内さんの希望が叶うものは用意はするつもりです。
>
> > これ,以前からなんとかならないかなーと思ってます.これができる
> > ようになると,例えば,虹色toneで気温を書いて,その上に白黒toneで雲や
> > 降水を書いて重ねる(単純に上書きでも雲量が少なければ隙間だらけ
> > なので気温分布も問題なくわかる)といったことができるようになります.
> > あるいは,3次元の異なる断面に異なる物理量を違うカラーマップで
> > だすとか.
> --
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> 福岡大学 理学部 地球圏科学教室
> Otobe,Naohito (E-Mail:otobe@xxxxxxxxxxxxxx)
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堀之内 武
北海道大学 地球環境科学研究院 地球圏科学部門