本計算では凝縮相のエントロピー, 化学ポテンシャルを計算するために飽和蒸 気圧の経験式を用いている. その際, 経験式の適用範囲を考慮しないと低温で 値が発散してしまう.
例として主な凝縮物質に関して飽和蒸気圧の経験式そのまま用いた場合と, 経験式の適用範囲外では温度 0 K でエントロピー 0 になるように補間した 場合とを示す. 飽和蒸気圧が 100 Pa -- 100000 Pa の範囲を適用範囲としている.
飽和蒸気圧の経験式そのまま | 飽和蒸気圧の適用範囲外では適当に補間. | |
---|---|---|
![]() |
![]() |
H2O(l) |
![]() |
![]() |
NH3(l) |
![]() |
![]() |
H2S(l) |
![]() |
![]() |
CH4(l) |
![]() |
![]() |
H2O(s) |
![]() |
![]() |
NH3(s) |
![]() |
![]() |
H2S(s) |
![]() |
![]() |
CH4(s) |
![]() |
![]() |
NH4SH(s) |