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5.2 エラーステータスに対応したエラーメッセージを得る: NF_STRERROR

関数 NF_STRERROR は、他のNetCDF関数を呼び出したときに返されであろう、整数NetCDFエラーステータス又はシステムエラー番号に対応するエラーメッセージ文字列に対し、静的なリファレンスを返します。NetCDFのエラーステータスのリストは各言語バインディング中の対応する内部ファイルにあります。

 

CHARACTER*80 FUNCTION NF_STRERROR(INTEGER NCERR)

 

NCERR

以前のNetCDF関数への呼び出しに対して返されたかもしれないエラーステータス

 

どのNetCDFエラーメッセージ、又は、(システム strerror 関数によって理解されるところの)システムエラーメッセージのどれにも対応しない、無効な整数エラーステータスを入力すると、 nc_strerror はそのようなエラーステータスが存在しない旨の文字列を出力します。

これは簡単なエラー取り扱い サブルーチンの例で、 NF_STRERROR を使用し、任意のNetCDF関数呼び出しによって返されたNetCDFエラーステータスに対応するエラーメッセージを出力した後exitします。

INCLUDE 'netcdf.inc'
   ... 
SUBROUTINE HANDLE_ERR(STATUS)
INTEGER STATUS
IF (STATUS .NE. NF_NOERR) THEN
  PRINT *, NF_STRERROR(STATUS)
  STOP 'Stopped'
ENDIF
END

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