起動ディスクの作成   ▲ Indexヘ
最終更新日 : 2003/02/07(森川靖大)  <<  作成日 : 2003/02/07(森川靖大)

本ドキュメントは, DNS サーバの起動ディスクを作成するための手引である.


  1. 起動ディスクの作成

1. 起動ディスクの作成

専攻サーバでは起動ディスクの作成が推奨されている. 本来は OS のインストール時やカーネル再構築に 作成しておくべきだが, 作成を忘れたり失敗した場合には手動で作成する必要がある. 以下では手動で起動ディスクを作成する手順を記す.


[1.1] 準備

以下の方法で起動ディスクを作成するには, OS が Windows フォーマットを認識できる必要がある. なぜなら, 途中で FD を DOS 形式でフォーマットするからである. もしも出来ないのならば, カーネルを再構築する必要がある. (具体的には, カーネルが MSDOS のファイルシステムを サポートしている必要がある).


[1.2] 作業

まずは, 以下のコマンドで FD を DOS フォーマットにする. なお, 以下では FDD デバイスを /dev/fd0 としている.

# superformat /dev/fd0 [Enter]

/mnt にマウントする.

# mount /dev/fd0 /mnt [Enter]

カーネルを FD 内にコピー

# cp /boot/vmlinux-2.*.* /mnt/LINUX [Enter]

アンマウントする

# umount /dev/fd0 [Enter]

FD を起動ディスクにする.

# syslinux /dev/fd0 [Enter]

以上で起動ディスクが作成されたはずである. 実際に起動してみてテストしてみると良いだろう.

なお, 当然ながらカーネル (具体的に言うと /boot/vmlinux-**) の サイズがフロッピーディスクの記憶容量を越えている場合には, 当然のことながら 1 枚のフロッピーで起動することはできない. (複数フロッピーによる起動は可能なのかどうか分からない)

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