2004年08月05日 森川靖大
Get または Get_Line は出力を行うためのサブルーチンです。
Get は gtool 変数(gt_variable 型)から読み込みを行います。
Get_Line は1行入力 を行ないます。 文字列を入力する時はこちらを用います。
以下の標準形では第1引数が指示するファイルや gtool 変数から、第2引数が指示するところにデータが転送されます。
多次元の gtool 変数から1次元配列に読み取りを行う場合、 以下のように(Fortranと同じ方法で) 対応付けが行われます。 N 次元配列の次元長が (c1, c2, c3, .... cN) の (i1, i2, i3, .... iN) 番目の要素は 1 + Σj=1N[(ij−1) Πk=j+1N ck] 番目の位置に取得されます。
Get(GT_VARIABLE, real(n), integer n, logical)
Get(GT_VARIABLE, real pointer(:), ...)
Get(GT_VARIABLE, real pointer(:, :), ...)
Get(GT_VARIABLE, real pointer(:, :, :), ...)
Get(GT_VARIABLE, double precision(n), integer n, logical)
Get(GT_VARIABLE, double precision pointer(:), ...)
Get(GT_VARIABLE, double precision pointer(:, :), ...)
Get(GT_VARIABLE, double precision pointer(:, :, :), ...)
Get(AN_VARIABLE, [省略])
Get(integer, VSTRING)
引数としてポインタを渡す場合、配列サイズを指定する必要はありません。 ポインタでない場合には配列サイズを integer に渡す必要があります。
また、入力しようとするデータの型が引数の型と異なる場合、 データは引数の型に変換されます。 この変換は netCDF の機能を用いています。 詳しくは netCDF 日本語版マニュアルの 3.3 型変換 を参照してください。
以下の省略形は READ(integer) ... 文に対する READ *, ... 文のように、標準入力から文字列を読み取ろうとします。
Get(VSTRING)
Get_Line(VSTRING)