2000 年 8 月 28 日 豊田英司
さきほどの
$ gtview test2d.nc
の例で画面表示が得られたことと思いますが、紙に印刷したいこともあるでしょう。そういうときは
$ gtview test2d.nc wsn=2
としてみましょう。Windows 版では「印刷」のダイアログが表示されます。UNIX 版ではカレントディレクトリに dcl.ps という名前の PostScript ファイルができます。お使いの UNIX の種類によりますが、lp(1) や lpr(1) をつかって印刷してください。
オプション wsn の後に指定する数字は DCL にワークステーション番号として引き渡されます。数字によって起こる挙動を以下に示します。
wsn=数値 | Windows | UNIX |
0 | gtview は標準入力に可能なワークステーション番号のリストを表示し、標準入力から読み取った整数値を用いて動作する | |
1 | 画面表示: ウィンドウが開く | 画面表示: X Windows System のウィンドウが開く |
2 | 印刷: 「印刷」ダイアログが表示される | 印刷: カレントディレクトリに dcl.ps という名前の PostScript ファイルが出力される |
3 | ファイル出力: カレントディレクトリに dcl.ps という名前の PostScript ファイルが出力される | 画面表示: 標準出力に Tektronix 4014 用の描画命令が出力される。 |