gt4f90io
リファレンスマニュアル
type(gt_variable)
2001年10月10日
豊田英司
概要
type(gt_variable) は gtool4 変数を表現する型です。その実体のファイル形式がどんなものかは内部的に管理され、共通した方法でアクセスができます。
書式
use gt4f90io (または use gtdata_generic)
type(GT_VARIABLE):: var
サブルーチン
- Open(var, url, [writable],
[err])
- URL を指定して変数を開く。Open したものは必ず Close
されなければならない
- Open(dimvar, var, dimord,
[count_compact], [err])
- 次元変数を開く。Open したものは必ず Close
されなければならない
- Create(var, url, [dims], [xtype], [long_name],
[overwrite], [err])
- 変数を作成する
- Create(var, url, length, [xtype], [long_name],
[overwrite], [err])
- 次元変数を作成する
- Close(var, [err])
- 変数を閉じる
以下の入出力サブルーチンはデフォルトでは変数全体を入出力範囲としますが、入出力範囲設定によってこれを変更することができます。
- Get(var, value, [nvalue],
[err])
- 変数からの入力
- Put(var, value, [nvalue],
[err])
- 変数への出力
- Put_Line(var, [err])
- 変数内容の印字
これらのほかに、問い合わせ、属性、入出力範囲拘束に関する手続があります。