Kelvin波



水槽
40cm × 40cm, 深さ 20cm のパイレックスガラス製. ガラスを使うのは, 作業流体の臭化メチレンが樹脂を侵すためである.

作業流体
下層には旋光物質の1つであるリモネンと臭化メチレンの混合液, 上層は水を入れて成層させる. 臭化メチレンを混ぜるのは比重を調整するためである.

可視化法
容器の下から偏光させた白色光を透過させると, 光がリモネンの層を通る間に偏光面が回転する. この回転角は波長とリモネンの層の厚さに依存するので, この光を上からもう一枚の偏光板を通して見ると, 境界面の凹凸が色の違いとなって見える. カメラは容器の真上にセットする.


実験
境界面に造波ブロック (アクリル製) を釣り糸でつるし, 容器の角で波を作る.

秘伝