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統計量の出力

はじめに

宿題となっていた, skewness (歪み度), krutosis (尖り度) をプロットする.

歪み度

分布の対称・非対称性をあらわすパラメタとして用いられる. 対称な分布については値がゼロとなる.

γ1=Σ(Xi-μ)3/(Nσ3) ( σ : 標準偏差 , μ : 平均 )

尖り度

正規分布からの形状のずれを正負で表わすようにしている. 平均付近の形状が尖っているほどクルトシスは大きくなる.

γ2=Σ(Xi-μ)4/(Nσ4)

参考

• http://www.wwq.jp/stacalcul2/skewness.htm
• http://www.wwq.jp/stacalcul2/kurtosis.htm
• http://zisin.geophys.tohoku.ac.jp/~naka/timeseries.pdf

図の解釈

• 歪み度
  • 活発期(t = 840, 890, 920 day) において, H2O 凝結高度より下で値が負. => 下降流が卓越していることを意味する
  • 静穏期において, 雲対流層での値は基本的に負. => 下降流が卓越. 上で冷やされて下降する系となっている.
  • 活発期の雲対流領域で瞬間的に値が正 => 活発期は H2O 凝結高度から対流が発生
• 尖り度
  • 自乗平均で値が大きい領域(= 対流運動が見られる領域)に対応して, 尖り度も大きくなっている. => その領域での速度は平均値からあまりずれていない.
• 結果として....
  • 歪み度より, 下降流によって駆動される系である, といえる.

結果一覧

歪み度	尖り度
自乗平均	標準偏差