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deepconv/arare4 : Odaka et al. (1998) の再計算

deepconv/arare4 を用いて Odaka et al. (1998) の再計算を行う. ただし以下の設定について Odaka et al. (1998) と異なる.

• 水平計算領域は 20 km
• 水平格子間隔は 200 m
• 高度 5 km より上層にニュートン冷却, 高度 7 km より上層にレイリー摩擦

計算設定

• 計算領域
  • 水平 20 km, 鉛直 10 km
• 基本場の設定
  • 地表気温 245 K
  • 高度 5 km までは等温位, 5 km より上層は等温度
• 物理過程の設定
  • 乱流拡散係数は, Klemp and Wilhelmson (1978) を簡略可した 1 次クロージャ
  • 高度 5 km 以下に水平一様な固定冷却
  • 高度 5 km より上層にニュートン冷却, 時定数は 0.5 日
  • 高度 7 km より上層にレイリー摩擦, 時定数は 300 sec
  • 地表からの運動量と熱のフラックスはバルク法で計算, バルク係数は 0.01
• 大気成分
  • CO2 のみ
• 空間/時間格子間隔
  • 水平格子間隔 200 m ,鉛直格子間隔 100 m
  • 時間格子間隔
    • 長い時間ステップ: 2 sec
    • 短い時間ステップ: 0.2 sec
• 境界条件
  • 水平方向に周期境界, 上下境界で w = 0
  • 地表面温度 270 K
• 初期条件
  • u = w = Km = 0
  • 最下層に最大振幅 1 K の温位擾乱を乱数的に与える,
• 積分時間
  • 1 日

ソースコード, 設定ファイル

• ソースコード
  • 20071012 版ソースコードを修整したもの
  • tgz ファイル
• 設定ファイル
  • 6.25 K/day 実験
  • 12.5 K/day 実験
  • 25 K/day 実験
  • 50 K/day 実験

結果一覧

Q = -6.25 K/day 実験
平均温位の時間変化	水平平均加熱率の鉛直分布 (t=86400 sec)
温位偏差 (t=86400 sec)	水平風 (t=86400 sec)	鉛直風 (t=86400 sec)	乱流拡散係数 (t=86400 sec)
Q = -12.5 K/day 実験
平均温位の時間変化	水平平均加熱率の鉛直分布 (t=86400 sec)
温位偏差 (t=86400 sec)	水平風 (t=86400 sec)	鉛直風 (t=86400 sec)	乱流拡散係数 (t=86400 sec)
Q = -25 K/day 実験
平均温位の時間変化	水平平均加熱率の鉛直分布 (t=86400 sec)
温位偏差 (t=86400 sec)	水平風 (t=86400 sec)	鉛直風 (t=86400 sec)	乱流拡散係数 (t=86400 sec)
Q = -50 K/day 実験
平均温位の時間変化	水平平均加熱率の鉛直分布 (t=86400 sec)
温位偏差 (t=86400 sec)	水平風 (t=86400 sec)	鉛直風 (t=86400 sec)	乱流拡散係数 (t=86400 sec)