地球流体電脳ライブラリ          地球流体電脳ライブラリの特徴


FORTRAN ライブラリである.

C 言語全盛の時代にあって,古式ゆかしい FORTRAN を 守っている.

移植性が高い.

機種依存する部分はいくつかのサブパッケージにまとめてあるので, これらが移植できれば OK.

地球科学特有の事情が考慮されている.

欠損値処理や地図投影などの機能がもっとも基本的な部分で サポートされている.

地球流体電脳ライブラリの構成

地球流体電脳ライブラリは次の6つのパッケージに分類され, さらにそのなかにいくつかのサブパッケージを含む.

    MATH2   GRPH2   MISC2

    MATH1   GRPH1   MISC1
MATH1,MATH2 は数学的な処理に関するもので, GRPH1,GRPH2 はグラフィック処理, MISC1 はその他のルーチン群である. (MISC2 は今のところ空) パッケージの名前の最後の番号 (1,2) はレベルと呼ばれ, レベル1 の方がレベル2よりもプリミティブなルーチンを含む. レベル1 の中には機種依存するルーチンもあるが, レベル2 は完全に機種依存性がない.

地球流体電脳ライブラリの歴史

1990 年 4 月: ver.3 公開
1992 年 4 月: ver.4.1 公開
1995 年 5 月: ver.5.0 公開

地球流体電脳倶楽部スタッフ
1998/10/01 更新 (by 竹広 真一)