地球流体電脳ライブラリ (UNIX/C版)
- 最新のUNIX/C版は dcl-5.1-C です. こちらからダウンロードして下さい
(dcl-5.1-C.tar.gz ).
- インストールの詳細に関しては, 展開ディレクトリ内の
INSTALL ファイルを参照してく
ださい.
- !!!注意!!! dcl-5.1-C を移植する際, 既存のライブラリ(libdcl.a)
に上書きしようとすると正しいライブラリができない可能性がありま
す. 古いバージョンの資源はいったん削除してから移植してください.
古いバージョンの資源あるいは Fortran/C バージョンと共存させた
い場合は, 別のディレクトリに移植する(INSTALL の 3. で説明する
LIBDIR を変更する), あるいはライブラリ名を変える(INSTALL の
3. で説明する DCLLIBNAME を変更する)ことで対処することもできま
す.
- dcl-5.1-C では, 以下のような機能強化がはかられています.
- configure スクリプトで Mkinclude を作成するように
した. (詳しくは, 資源のトップディレクトリにある
INSTALL ファイルを見
てください. )
- プロポーショナルフォントをサポートした.
(sglget/set の管理する内部変数 LFPROP を .true. にする
と, プロポーショナルになる; 現在の default は .false.)
- 長い内部変数名をサポートした. (たとえば上記の内部変
数についていうと ENABLE_PROPORTIONAL_FONT という長い別
名を持つ. )
- 内部変数の表現(SG:IFONT)におけるセパレータ(これまで
は ':')を環境変数によって変更可能とした. (その環境変数
名は DCLENVCHAR)
- 以下の OS とコンパイラの組合せで動作が確認されています.
- Solaris 2.6 + cc (SUN Compiler)
- Solaris 2.6 + fcc (Fujitsu Compiler)
- Solaris 2.6 + gcc
- Vine Linux 1.1CR + gcc
- Debian GNU/Linux 2.1 + cc(gcc)
- Kondara MNU/Linux 1.0 + gcc
- Linux MLD 4.0 + cc(gcc)
なお, Solaris 2.6 では, misc1/randlib の実数型の関数が値を呼出
し元に正しく持って帰れないという不具合があるので注意して下さい.
- f2c 化の手順やライブラリの機能説明の詳細については,
「DCLライブラリ関連ドキュメント」
を参照して下さい.
なお,ブラウザによっては Compress されたファイルを自動的に
展開するものもありますので,ご注意ください.
地球流体電脳倶楽部スタッフ dennou_staff@gfd-dennou.org
2000/04/25 更新 (by 塩谷 雅人)