gtool4 規約 version 4.3

11. GTOOL3 ヘッダとの対応

2001-12-30T03:51:19+09:00 地球流体電脳倶楽部 davis プロジェクト


11.1 GTOOL3

gtool4 Fortran Tools に含まれる gt3conv は GTOOL3 ヘッダを以下のように属性に関連付ける。

GTOOL3 名称 内容 gtool4 への変換
IDFM GTOOL3 の版数 先頭ユニットのものが source 属性に利用される
DSET データセット名 大域属性 title
ITEM 識別名称(変数名) (変数名)
EDITn (n =1..8) 編集略記号 先頭ユニットのものが大域属性 history に "GTOOL3 EDIT ETTL" の形式で書き込まれる
FNUM ファイル番号 処理されない
DNUM データ番号 処理されない
TITL1, TITL2 タイトル 変数属性 long_name
UNIT 単位 変数属性 units
ETTLn (n =1..8) 編集タイトル 先頭ユニットのものが大域属性 history に "GTOOL3 EDIT ETTL" の形式で書き込まれる
TIME 通算時刻 時間をあらわす軸変数(通常 time)の値となる
DATE 時刻 先頭ユニットのものが時間を表す軸変数の units 属性の from 句で用いられる
UTIM 時刻単位 先頭ユニットのものが時間を表す軸変数の units 属性として用いられる
TDUR データ代表時間 gt_user_gtool3_tdur
AITMn (n = 1..3) 軸の格子識別名称 軸変数の命名、またそれを通じて gt_calc_weight 属性に用いられる
ASTRn (n = 1..3) 軸の格子番号始め 次元長の決定と、軸ファイルから格子位置・格子重みを抽出する際に用いられる
AENDn (n = 1..3) 軸の格子番号終り 次元長の決定と、軸ファイルから格子位置・格子重みを抽出する際に用いられる
DFMT データフォーマット データレコード解読時に用いられる
MISS 欠損値 missing_value, _FillValue
DMIN レンジ(最小) gt_graph_range
DMAX レンジ(最大) gt_graph_range
DIVS 間隔(小) gt_graph_smalltick_interval, gt_graph_contours_interval
DIVL 間隔(大) gt_graph_tick_interval, gt_graph_contours_thick_interval
STYP スケーリングタイプ gt_graph_logscale は本ヘッダの値の絶対値が 2 のとき真、他のとき偽
positive は本ヘッダが正値のとき "up", 負値のとき "down"
OPTNn (n = 1..3) 空き もし空でなければ gt_user_gtool3_optnn
MEMOnn (nn = 01..12) メモ もし空でなければ comment
CDATE データ作成日付 先頭ユニットの値を大域属性 history に用いる
CSIGN データ作成者 先頭ユニットの値を大域属性 institute に用いる
MDATE データ変更日付 先頭ユニットの値を大域属性 history に用いる
MSIGN データ変更者 先頭ユニットの値を大域属性 history に用いる
SIZE 配列長 データレコード解読時に用いられる

このほかの gtool4 必須属性は以下のように作成される。

Conventions http://www.gfd-dennou.org/library/gtool4/conventions/
gt_version 4.1
source GTOOL3 IDFM=idfm