以下は、ここまでに設定した git のリポジトリ内のプロジェクトで作業をす るための最低限の設定および必要なコマンドである。 必須ではないものの便利な機能については ((<CVS の使い方 - 便利編|URL:cvs-usage2.htm>))を参照のこと.
作業用コピーを置く場所まで移動する. ここでは /home/foo 以下に hoge0.git というプロジェクトの作業用コ ピー(hoge0)を展開することとする.Subversionと違いこの作業用コピーは、レポジトリと作業ディレクトリの セットである.
$ cd /home/foo
$ git clone ssh://username@www.gfd-dennou.org/arch/git_repos/hoge0.git
arch/repos/... の部分はプロジェクトのレポジトリの位置を指定します。
レポジトリに最初にファイルを追加しますが、その際にプロジェクトの単位であるブランチの構造は
master
が1つだけの状態のはずです。仮に他のブランチがあっても、Subversionのようにいくつものブランチをまとめて取得するようなことは行いません。ブランチを切り替えながら作業を進めます。
複数人での開発を行なっている際には, 自分以外の作業用コピーで行なわれ た作業結果がリポジトリに反映されるので, 資源の編集作業を行う前には 作業用コピーにリモートのリポジトリの最新情報を反映させた方が良い. 情報取得のもっとも簡単な方法は, 作業用コピーに移動し,
% cd /home/foo/hoge0
% git pull
とする。
自分が行なった変更をローカルのリポジトリに登録するには以下のようにする. ファイルの編集は従来通り行うが、ファイルの名前や位置を変更したり削除したりしたりする場合はgitのコマンドを利用する。そのような変更が区切り(これはなるたけ小さい単位で行った方が望ましい)になったら、すぐにコミットする。
$ git commit -m 'コミットメッセージ'
とする. 「コミットメッセージ」には何を変更したかを書き込むのが普通であ る.
また、このコミットをリモートのレポジトリに発行するには
$ git push
とする。
普通に作業ディレクトリにファイルを追加する。その後
$ git add hoge.txt
とする。ただしこの状態はあくまで予告なので本当に追加されるのは commitした時点である。
$ git remove(rm / remove) hoge.txt
これも予告なので、commit時に削除される。
$ git move hoge.txt hoge2.txt
即座に名前が変更されますが、pushはする必要があります.