ウインドウ(あるいはビューポート) の境界線から少し離して座標軸を描きたい, あるいは同じ側に2本以上の座標軸を描きたいということもあろう.
軸を外側へずらしたい, またはすでに描いた軸の外側に
もう一本軸を描きたいというときは,
X軸については UXSAXS
,
Y軸については UYSAXS
を呼べばよい.
1つだけある引数は, 場所を指定するおなじみの引数である.
これらのルーチンを呼ぶと,
次の軸は適度に(内側の軸と重ならない程度に)外側に描かれる.
これを何回も使えば, 簡単に複数の軸を一つの側に描かせることができる.
この例では, 軸が外側へ移ってしまったために,
本来ならグラフの枠は描かれない.
しかし, サブルーチン SLPVPR
が呼ばれているために,
ビューポート, つまりグラフの外側の枠が描かれている.